やはらかな日々

ある研究者のブログです。

2018年11月21日(水)

今月の初め、ヴァイオリンの発表会がありました。

子どもの部と大人の部の2部構成で、大人の部に出演してきました。子どもの部が終わったら、ホールの中がガラガラになるのを目の当たりにしました。そりゃそうですよね。

 

以下、当日まで準備したこと。毎日の練習については、割愛。

 

▪️教室のピアノ合わせは2回。

▪️9月に弓の毛がえ。もう少し遅くても良かったかなあ。

▪️2週間前に弦をインフェルト赤と、ゴールドブラカットに変え、松脂もラファンに変更。小道具も最善を尽くすことに。

▪️曲は、先生に決めていただいた、パッハルベルのカノン…の簡単なバージョン。ピアノ合わせの1回目であまりの音程の悪さに自己嫌悪に陥るが、なんとか持ち直す。きれいな音で弾くこと、ピアノとともに自分の音楽を作ることを目標にしていました。

あとで録音を聴きましたが、何を弾いているのかわからないレベルではなかったと思います。

3月に始めて、まだ8ヶ月にしては頑張った方ではないでしょうか、と素直に自分を褒めたいと思います。

 

練習は裏切らない!

 

緊張したし、終わったあとで体調不良になったけど、発表会、とっても勉強になりました。特に、子どもたちの演奏に刺激を受けました。

 

これからも研究者兼演奏家を目指して精進します。

 

▪️現在の取り組んでいる教本

篠崎2巻に突入

セヴシックop.1-1

小野アンナ音階

カイザー1

 

来年は、ヴィヴァルディの調和の霊感を弾きたいです。ザイツでもいいけど、今は少し高めの目標を作って、自分の理想とする音を目指したいですね。

2018年9月19日(水)

今週の金曜から早速授業が始まってしまう。

後期は色々仕事が入ってくるから、今からげんなりしている。

 

しかし!!

学会で発表して、査読に投稿する目標を取り下げるわけにはいかないのだ。

就職がゴールではなく、始まりなのだ。頑張って勉強して、新見を提示していくことが基本中の基本であって、それが研究者の矜持なのだと思う。

 

さて、これは夫の話。夫は全く別の分野の研究者である。

 

知り合いが査読論文で夫の論考を注に載せたところ、査読者の某大先生に夫の名を削除せよと言ってきたそうな。

でも、論旨に関わるから注に入れたので、査読者のコメントに従う事は出来ないと言い返したら引っ込んだという。

 

……そんなことあるんだーと驚いた。うちの分野なら全く驚かないが(笑)

大先生に敵視されるなんてある意味すごいが、その大先生は査読者としてふさわしいのかねえ。

結局、他の分野の先生も数人入って審査して、夫の論文を注に入れるのは妥当だと判断されたそうなのだけど、根拠なしに削れとか、よくコメントできるわよね。

夫はいろんな人からその話を聞いていたようで、静かに怒っていたけど、そういうアカデミックの中で起こるどうしようもない揉め事?を公正にジャッジしてくれる場所はないもんですかね。文科省なんかに介入させないなら、自分達でどうにかするしかないのだけど、学会の自浄作用はどこまで期待できるのかしら。

自分も色々嫌な目に遭うこと多数だったし、それを野放しにしている組織が信じられないけれど、下手をすれば裁判するだのなんだのと騒ぐ困った人に勧告できるシステムが大学ならばいざ知らず、学会には無い。

 

そろそろハラスメント窓口を作ってもいい時代よね。そんなに偉くないけどさ!!

2018年9月14日(金)

前回の更新からはや3週間ばかり経過してしまった。

 

自分の研究は少しずつ進めることができた。このまま論文の土台を作り、学会発表を経てブラッシュアップしてから査読雑誌に投稿したいものだ。まだまだチャレンジは続くわよ!

 

11月にヴァイオリンの発表会があるので、それに向けての練習も進めている。

今回、先生の勧めでカノンを弾くことになった。おそらく最も簡単なバージョンだと思う。

フォルテで弾く、ランララランララララ…のくだりがなかなかうまくいかない。音程に気を配りながら練習しつづけるしかない。

 

練習しているうちに弓の毛も切れてきたので、先生の御用達工房にお邪魔してきた。毛の種類やお手入れの仕方、弓のことなど、色々教えていただいた。

今回は先生と同じカナダ産のものにしたけれど、先生のご専門はビオラでいらっしゃる。次回はイタリア産のものにしてみようかと思う。

 

ちなみに、今の弦はヴィジョン ソロを使っている。理由は三浦文彰さんの音があまりに綺麗で美しいので、少しでも見習いたかったから。

もう少し上手くなったら庄司紗矢香さんと同じ、エヴァ ピラッツィに変えようと思う。ドミナントは自分のヴァイオリンに合わない気がした。

 

おそらく子どもがいなかったら、研究して原稿を書いて、ヴァイオリンを延々と弾く生活をしていただろう。40の手習いだが、これからもずっと弾いていきたい。

 

3月に始めたばかりのヴァイオリン。やっぱり自分は弦の音が好きだ。

 

2018年8月24日(金)

帰省したり依頼された原稿や仕事をガリガリやっていたら、もう8月も終わりである。

夏休みも折り返し!!

 

学会誌に投稿する論文を2本書きたい。そのために準備をしたいが、研究会の発表やら何やらで落ち着かない。困った。

第一線で頑張りたい。

2018年8月2日(木)

もう8月だ。採点の祭典真っ盛り。

 

不愉快すぎる会議のせいで、締め切りに間に合うか微妙である。しかも、あの会議はもう1回ある。

 

ぶりっこと男尊女卑おっさんの相手なんか、たくさんだわ。まあ、あちらからすれば女の敵 は女だし、口とトウの立ったかわいくない女教師なんざあ、夏の暑さでくたばれとか思ってるんでしょうけどね。

 

……残念ね、結構しぶといわよ。

2018年7月31日(火)

今日は勉強会。

 

終わってから同業者に職場の愚痴を聞いてもらった。

 

陰キャラを装って、気持ち悪い人達とは極力関わらないようにしようということになった。

ストレスが半端ないわ。

2018年7月25日(金)

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灼熱の地獄はひとまず終わったようだが、今度は台風だという。日本の気候はどうなったのだろう?天変地異ばかりではないか。

まあ、首相をはじめ政治家がどうしようもないので、天帝もお怒りなのでしょうよ。いっそのこと、官邸とかに台風が直撃すればいいのに。

 

授業は終わったが、朝から夜まで校務が目白押し。雑用だらけで嫌になっちゃう。採点どころではないわ!!

 

子ども達からは風邪をうつされて喉が痛いし、仕事が忙しすぎて疲労困憊だし、もう大変!!

ここしばらくアイスを食べて生きながらえてきたけど、ようやく涼しくなってきたので、校務が落ち着いたら論文を書かねば。

 

来年は勝負ネタで頑張るわよ!そのために準備をするわ。

 

ヴァイオリンはE線が切れて工房に持って行ったついでにA線も張り替えた。発表会の前に弓の毛も変えよう。